51歳から人生を豊かにしようとがんばるおじさん

遅ればせながら、生きてることに喜びを感じはじめてる男のブログ

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第1話)

50代になると、急に「老後」という言葉が自分自身で意識するようになった。いったい月にいくらの収入があるのか、貯えがいくらあるのか、借金がいくら残っているのか、わからないことだらけで不安は募るばかり。

ということで、資産形成を積極的にするようになった。

投資するには種銭がいる。私の種銭作りはこうでした。2年前にいろいろ事情があって引越しした。ほぼ同じ金額の家に引っ越したが、このご時世住宅ローンは低金利で貸してくれるので、半分手元に残して運用することにした。これで住宅ローン控除も受けられて逆ザヤ。でも当時はビビりの小市民。数千万の金を運用するなんてことはできず、定期預金に預けっぱなし。今思えば愚の骨頂。

これに目を付けた銀行が投資信託を売りつけてきたが、1年で200万円の赤字。びっくりしたが、一方で、今も大人気の「ひふみ投信」様も購入し、200万円の儲け。これで、差し引きチャラにしました。

ひふみ投信」様には足向けて寝れないTommyです。その後は投資にご関心の向きはご承知のとおり、カンブリア宮殿に藤野様ご出演以降大ブレーク、一躍中小型株投信ブームの火付け役となられました。今の「ひふみ投信」様は、マイクロソフトなどを多く所有されておられるそうで、ちょっと小生の意図する国内株投資方針と異なるので、少しだけお付き合いさせていただいています。

一度数千万、数百万の金を動かすと、あとは慣れたもの。その次にお付き合いしたのは、遠藤憲一さんがCMに出ている投信専門(?)のT証券でした。ここは非常に信頼のおける、言ってることはまともな証券会社で、薦めてくる投資信託もそれなりに納得のいくものでした。しかし彼らの哲学として分散投資というものがあり、これは彼らも一歩も譲らなかった。20年先を見越した投資ということでもあり、いつも話は彼らの勝利に終わった。もっとも、2017年夏からVixショックまでの間に100万円も成果が出ていたので、文句のつけようがなかった。しかしVixショックでは、分散投資も役に立たなかった。債券と株価が相関している異常事態なのに、彼らは伝統的な分散投資をまだ信じて疑わなかったのだ。宗教的な彼らの態度に恐れを感じて、即刻損切で解約。100万の赤字でT証券との短い付き合いは終わった。(第1話終)