51歳から人生を豊かにしようとがんばるおじさん

遅ればせながら、生きてることに喜びを感じはじめてる男のブログ

アル中が薬で治った

自分はアル中だった。単に酒好きだと思っていたが、今から思えばアル中だった。毎日ビール1リットルにワイン1本。あるいはウイスキーボトル半分など、365日毎日である。50歳になって、ウツがひどくなると酒量が増え、朝から飲む。これで肝臓が壊れた。医師からは死ぬかもしれないと言われた。

通っていた精神科の医師にも再三飲酒のことについて相談したが、その医師は飲酒のことは対応できない。断酒会か、ひどい場合は専門の病院を紹介すると、相手にしてもらえなかった。

これが幸い、こうなれば自分で別の医者を探せとネットで探し当てた医者が的中。ウツもアル中も見事に薬でコントロールしていただき、みるみる症状は改善。アルコールに至っては、処方された薬を飲んだとたんピタッと飲みたくなくなった。

私の場合は脳のドーパミンが不足していて、ドーパミンを分泌する刺激物であるアルコールを脳が欲求し、アルコールの過剰飲酒になり、また精神状態のバランスも崩れていたとのこと。このドーパミンを補う薬を飲むと、すべて解決という嬉しい結果につながった。この薬は日本では他の症状に処方される薬だが、スェーデンの医師がこの薬がアルコール依存症に効果がみられるとの論文を発表しているのを見つけた。

今では、スーパーやコンビニの酒売り場の前を通っても全く酒が目に入らない。

家族を心配させていた酒がぱったりと止み、皆とても喜んでいる。(終)