51歳から人生を豊かにしようとがんばるおじさん

遅ればせながら、生きてることに喜びを感じはじめてる男のブログ

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第5話)

3月18日にウーバーテクノロジーズの自動運転車が死亡事故を起こした。これを受けてエヌビディアが自動運転に関する走行実験を中止すると発表したと報道されている。これだけみると、ずーっと中止みたいに思えるが、死者が出た事故で原因究明と対策方針が出るまで中止するのは当然のこと。プラットフォームの開発の中止までは触れていないし、そんなことはまずありえないだろうから、ここは時間がたてば実験再開だろう。それに伴い、株価も回復だろう。

ASMLもハイテク株の下落のあおりを受けて下落しているが、ASMLの製造装置なくしては高機能半導体の効率的な製造は難しいので、ASMLは業績はそれほど落ち込まず、株価は業績発表とともに回復するだろう。

フェイスブックやグーグルも今は株価は下落しているが、アメリカの強みであるこの業界を政府がつぶしにかかるとは思えないので、課税強化で手打ちだろう。

でも、アマゾンはたたかれる気がする。租税回避や小売業者との不当な競争など、アメリカの選挙民にわかりやすいテーマだから。

今はエヌビディアとASMLは値下がりしたが秋までには値は戻るでしょう。これに安倍首相続投で補正予算の編成、日銀の追加緩和や北朝鮮リスクの緩和で為替が円安に振れればハッピーなんだけど。

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第4話)

気になる企業が1つあった。オランダに住んでいた時にオランダの輸出額のそれなりのシェアを占めていた企業である。その企業はASMLという半導体製造装置メーカー。ライバルはニコンやキャノンだが、今のところASMLが日本の2社を引き離している。

投資をしようと決めてSBI証券でASMLの株が買えるか調べてみたら、NASDAQに上場している株式が購入できることが判明。さっそくSBI証券のコールセンターに電話して、どうすればよいか問い合わせた。購入方法は3パターンあり、私は住信SBI銀行でドルをリアルタイムの為替レートで購入し、それをSBI証券の口座へ送金して米国株を購入した。購入した時期、ちょうど住信SBIはドルの購入手数料無料キャンペーンをしていたこと、また円が対ドルで105円半ばの円高だったこともあり、為替はお買い得感があった。SBI証券でもドルは買えたが、手数料が住信SBI銀行よりも割高で、しかも為替レートがリアルタイムでないところが気になるところだった。

あと気になる企業がもう1社あった。それはNVIDIA。この企業はGPU(グラフィック プロセッシング ユニット)の最大手で、現在のAIブームのリーダー的企業であることは皆様もご存知のとおり。時価総額はこの3年で10倍になったのに、株価はまだ250ドルほど。

ASMLとNVIDIAの2社の株式を購入してみた。あと、Appleも少しだけ買ってみた。これは、自分の所有欲を満たすため。(終)

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第3話)

前にお話ししましたが、「ひふみ投信」様には足を向けて寝られない恩義があります。なので、今でもわずかながら「ひふみ投信」様を保有し、日々の成果を見守っています。そこで気になるのが、今のような不透明な相場での負け方がひ弱になった気がします。以前は、もう少し粘り腰というか、キャッチフレーズである「守りながら増やす」という感じでしたが、今は相場に流されている感ありという印象です。これは大型株や米国株をポートフォリオに組み入れたことや、運用規模が大きくなったことが影響しているのでしょうか。

それは「ひふみ投信」様だけではなく、T証券様でお世話になった「JリバイブII」様も同じ印象を感じています。J様は急に相場の下がり局面に弱くなった気がします。ベンチマークで見ている中小型株を対象としている投資信託に比べ、負け方が激しく、勝ち方が穏やかな日が多い気がします。

両ファンドとも成果を誇り、多くの人々から信頼を得ているファンドなので、これからも優秀な成果をあげていくこと思いますが、ちょっと最近のパフォーマンスを見ながら気になったので応援してみました。

もちろん、両ファンドに私のなけなしのお金を投資しているので、その意味でも期待しています。よろしくお願いします!!

アル中が薬で治った

自分はアル中だった。単に酒好きだと思っていたが、今から思えばアル中だった。毎日ビール1リットルにワイン1本。あるいはウイスキーボトル半分など、365日毎日である。50歳になって、ウツがひどくなると酒量が増え、朝から飲む。これで肝臓が壊れた。医師からは死ぬかもしれないと言われた。

通っていた精神科の医師にも再三飲酒のことについて相談したが、その医師は飲酒のことは対応できない。断酒会か、ひどい場合は専門の病院を紹介すると、相手にしてもらえなかった。

これが幸い、こうなれば自分で別の医者を探せとネットで探し当てた医者が的中。ウツもアル中も見事に薬でコントロールしていただき、みるみる症状は改善。アルコールに至っては、処方された薬を飲んだとたんピタッと飲みたくなくなった。

私の場合は脳のドーパミンが不足していて、ドーパミンを分泌する刺激物であるアルコールを脳が欲求し、アルコールの過剰飲酒になり、また精神状態のバランスも崩れていたとのこと。このドーパミンを補う薬を飲むと、すべて解決という嬉しい結果につながった。この薬は日本では他の症状に処方される薬だが、スェーデンの医師がこの薬がアルコール依存症に効果がみられるとの論文を発表しているのを見つけた。

今では、スーパーやコンビニの酒売り場の前を通っても全く酒が目に入らない。

家族を心配させていた酒がぱったりと止み、皆とても喜んでいる。(終)

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第2話)

T証券から資金を引き揚げたあと、投資戦略についてどうするか迷った。投資関連の本やセミナーで言われているとおりドルコスト平均法で徐々に投資信託か株を買い増しするのか、特定銘柄の集中投資か、それともやはり分散投資か、どこの証券会社を使うのかなど悩んだ。

一番最初に決めたのは証券会社だった。SBI証券に決めた。これは比較サイトやブログで皆さんの評価が高かったこと。また、住信SBI銀行で外貨が買えて、これがSBI証券の買い付けに使えることなども決めるポイントだった。

次に、分散投資か集中投資か。またインデックス投信にするのかアクティブ投信にするのか。「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」様の著書も拝読させていただき勉強したが、T証券で中小型株アクティブ投資信託のパフォーマンスのすごさを経験してしまうと、インデックス投信のすばらしさは頭で理解できても本能で選べなかった。中小型株投信には血の匂いを感じた。

中小型株投信に重点的にドルコスト平均法で行こうと決めて選んだ銘柄が「明治安田小型株」。そこで明日から毎日数十万の積立買付を発注しようとしたら発注できない。なんと、資産規模が大きくなったので、積立買付も含め受付中止とのこと。SBI証券でパフォーマンス上位なので申し込みが集中したのだろう。私の評価で次点の「日興グローイングベンチャーファンド」も今週いっぱいで買い付け停止。ただしこの投信は今週中に申し込めば積立買付を継続するとのことだったので、結局は一気に種銭の半分をこのファンドの購入につぎ込んだ。

インデックス投信が過去の実績にもとづくものであるなら、中小型株投信の過去の実績も同じく過去の成績はそれなりに優秀。信頼してもいいはずだけれどもなぁー。(終)

資産形成どうすればいいんでしょうかねぇ(第1話)

50代になると、急に「老後」という言葉が自分自身で意識するようになった。いったい月にいくらの収入があるのか、貯えがいくらあるのか、借金がいくら残っているのか、わからないことだらけで不安は募るばかり。

ということで、資産形成を積極的にするようになった。

投資するには種銭がいる。私の種銭作りはこうでした。2年前にいろいろ事情があって引越しした。ほぼ同じ金額の家に引っ越したが、このご時世住宅ローンは低金利で貸してくれるので、半分手元に残して運用することにした。これで住宅ローン控除も受けられて逆ザヤ。でも当時はビビりの小市民。数千万の金を運用するなんてことはできず、定期預金に預けっぱなし。今思えば愚の骨頂。

これに目を付けた銀行が投資信託を売りつけてきたが、1年で200万円の赤字。びっくりしたが、一方で、今も大人気の「ひふみ投信」様も購入し、200万円の儲け。これで、差し引きチャラにしました。

ひふみ投信」様には足向けて寝れないTommyです。その後は投資にご関心の向きはご承知のとおり、カンブリア宮殿に藤野様ご出演以降大ブレーク、一躍中小型株投信ブームの火付け役となられました。今の「ひふみ投信」様は、マイクロソフトなどを多く所有されておられるそうで、ちょっと小生の意図する国内株投資方針と異なるので、少しだけお付き合いさせていただいています。

一度数千万、数百万の金を動かすと、あとは慣れたもの。その次にお付き合いしたのは、遠藤憲一さんがCMに出ている投信専門(?)のT証券でした。ここは非常に信頼のおける、言ってることはまともな証券会社で、薦めてくる投資信託もそれなりに納得のいくものでした。しかし彼らの哲学として分散投資というものがあり、これは彼らも一歩も譲らなかった。20年先を見越した投資ということでもあり、いつも話は彼らの勝利に終わった。もっとも、2017年夏からVixショックまでの間に100万円も成果が出ていたので、文句のつけようがなかった。しかしVixショックでは、分散投資も役に立たなかった。債券と株価が相関している異常事態なのに、彼らは伝統的な分散投資をまだ信じて疑わなかったのだ。宗教的な彼らの態度に恐れを感じて、即刻損切で解約。100万の赤字でT証券との短い付き合いは終わった。(第1話終)